【自分だけのデッキを構築して勝利を目指せ!】ドミニオン
今回プレイするのは、デッキ構築型カードゲーム「ドミニオン」です。こちらのゲームはドイツ年間大賞を受賞している有名なゲームになります。
各プレイヤーは小国の領主として自分の領土を拡張していき、最終的に最も多くの領地(得点)を手にしたプレイヤーの勝利である。プレイ人数は2~4人(拡張セットによって6人まで)。
プレイヤーの領地がデッキという形で表現され、プレイヤーは場に準備された山札から任意のカードを購入しデッキを構築していく事で領地を拡張する。このカードの購入とデッキの構築プロセスそのものが、ゲームプレイの主軸に据えられている点が、本作最大の特徴となっている。
引用元 ドミニオン (カードゲーム) - Wikipedia
あらすじ
このゲームでは手番になると、アクションカードや勝利点カードを獲得しそれを自分の山札として構築していきます。どのように山札を構築していくかがこのゲームの重要なところで、カードの種類には、山札からのドロー回数を増やすカードや、対戦プレイヤーを妨害するカード、購入回数を増やすカードなど、基本セットには25種類のアクションカードと呼ばれる個性豊かなカードが用意されています。
より強い山札を構築し、他のプレイヤーよりも多くの勝利点を獲得したプレイヤーの勝利です。
ゲーム情報
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プレイ時間:30分〜45分
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プレイ人数:2〜4名
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ゲーム価格:3,672円
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対象年齢:8才〜
コンポーネント。
( ) 内の数値が購入に必要なコストを示します
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財宝カード 銅貨(0)-1金 銀貨(3)-2金 金貨(6)-3金
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勝利点カード 屋敷(2)-1点 公領(5)-3点 属州(8)-6点 庭園(4)-ゲーム終了時のデッキ10枚につき1点。
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呪いカード 呪い(0)- -1点
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アクションカード 堀(2) 礼拝堂(2) 村(3) 鍛冶屋(4) 魔女(5)・・・etc
準備
- 銅貨(1金)銀貨(2金)金貨(3金)の「財宝」カードを場に置きます。
- 屋敷(1点)公領(3点)属州(6点) 庭園の「勝利点」カードを場に置きます。
- 「呪い(-1点」カードを場に置きます。
- 10種類のアクションカード(25種類の中からランダムに選択する)を場に置きます。
- 各プレイヤーは銅貨を7枚/屋敷を3枚受け取り山札として使用します。最初にこの10枚の山札から全員が5枚の手札を引きます。
ゲームの流れ
終了条件を満たすまで、手番がくるごとに以下の3つの行動(Action → Buy → Cleanup)を行います。
終了条件1. 場の属州のカードの山が全てなくなる
終了条件2. いずれかのカードの山が3つなくなる
終了条件が揃った時点で、山札に含まれる勝利点を計算し、最も勝利点を獲得したプレイヤーの勝利です。
手番になると、手札5枚のカードを使って3つの行動を順に行います。
- 1. Action
手札にあるアクションカードを使用できるターン。 アクションカードには山札からカードを引く効果、アクション回数を増やす効果、他プレイヤーに呪いカードを配る効果などがあリます。
- 2. Buy
各カードに記載されたコスト分のお金を消費する(手札の財宝カードを場に出す)ことで、場にあるカードを購入できます。購入により獲得したカードは捨て札に置きます。
- 3. Cleanup
手番中に使用したカード、手札に残っているカードを全て捨て札に置きます。その後、山札から5枚のカードを引き手札とします。また、山札がなくなり引けなくなった場合は捨て札をシャッフルし、山札にして残りを引きます。
感想
プレイヤー全員の山札は同じなので、どのように他のプレイヤーよりも勝利点を獲得するかを念頭に置いておく必要があります。それに場に出ているアクションカードの種類によって、どのようにデッキを構築するかを常に考えなくてはいけません。
その分、他のボードゲームよりも戦略やプレイングが重要になるゲームなので、ギャンブル性が少ないゲームを好む人にはおすすめのゲームです。
【名前をつけて呼んであげよう!】ナンジャモンジャ
今回プレイするのは、「ナンジャモンジャ(ミドリ)」です。名前をつけて他のプレイヤーよりも早く呼ぶカードゲームです。 前に紹介したおばけキャッチのように瞬発力が必要なゲームですが、かなりシンプルな作りになっています。
ナンジャモンジャ公式サイトも可愛いデザインに仕上がっています。
あらすじ
ナンジャモンジャ族は、手足が生えた大きな頭の持ち主なのに、すぐに自分の中前を忘れてしまうキュートな生き物たちです。プレイヤーたちは次々に現れるナンジャモンジャたちに名前を考えてあげましょう!
ゲーム情報
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プレイ時間:15分
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プレイ人数:2〜6名
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ゲーム価格:1,400円
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対象年齢:4才〜
コンポーネント
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ナンジャモンジャカード 60枚(12種類が5枚ずつ)
準備
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カードを裏向きにしてよく混ぜ、山札としてテーブルの上に置きます。
ゲームの流れ
スタートプレイヤーを決め、山札から素早く表向きにします。(できるだけ同じタイミングで全プレイヤーがカードを確認できるよう心がけましょう)
表向きにしたカードに書かれたナンジャモンジャをよく見て、下記のアクションのどちらかを行います。
1.表向きにしたナンジャモンジャがまだ見たことのないナンジャモンジャの場合
カードをめくったプレイヤーが好きな名前をつけてあげましょう。見た目から「グリーンマン」、形から「まん丸」など自分が覚えやすい名前を付けるのもアリです。
2.表向きにしたナンジャモンジャがすでに見たことのあるナンジャモンジャの場合
すでにつけられたナンジャモンジャの名前を叫びます!
すでにつけられたナンジャモンジャの名前を正確に一番最初に叫んだプレイヤーがそのカードを獲得することができます。 山札がなくなるまで続けていき、一番多くのカードを集めたプレイヤーが勝利となります。
感想
最初のうちは名前を覚えられていますが、どんどん種類が増えてくると名前と姿が一致しなくなっていきます。(笑)
ゲームとしては、「名前を付ける」「覚える」「叫ぶ」の3点だけですが、ワイワイ楽しみながら遊ぶのにもってこいのゲームだと思います。
慣れてくると、
追加ルール1. お手つき(間違った名前で叫んでしまったら、正解したプレイヤーに獲得したカードを譲る)
追加ルール2. 他のプレイヤーが正解を当てた時にそのナンジャモンジャがすでに手元の獲得カードの中にあったら、正解したプレイヤーに渡さなければいけない
といった追加ルールを作ることで、自分が集めたナンジャモンジャを守ろうと必死になってに遊ぶことができます!
別売りのナンジャモンジャ(シロ)にはまた種類の違うナンジャモンジャたちがいます。組み合わせて遊ぶことで12人まで同時プレイが可能になります。
またナンジャモンジャ(ペアセット)は、(シロ)と(ミドリ)がセットになって、おしゃれなパッケージに梱包されているので、お友達へのプレゼントにも是非おすすめです!
【ゲームマーケット2016秋】個人的に注目しているゲーム
gamemarket.jpもう来週に開催が迫った「ゲームマーケット2016秋」ですが、
twitterやら公式サイトを見ると新作が出てて既にもうワクワクしています。
ゲームマーケット大賞の行方は・・・
第2回ゲームマーケット大賞:優秀作品発表 - Table Games in the World - 世界のボードゲーム情報サイト
こちらもどの作品になるか気になりますね。
「ビンジョー×コウジョー」「たのめナイン」あたりがきそうな気がしますが、どれも味があるので迷いますね。大賞になったゲームは是非購入してプレイしたいです。
個人的に注目しているゲーム
基本的にカタンのような戦略系が好きなんですよね。運要素が強すぎたり、パーティー系のゲームはみんなでやるのは盛り上がるしいいのですが、ガチで勝ちを目指すゲームで勝つのが好きなんです。
で、この「キャプテンダイス」は、ダイスの出目は少し運要素がありますが、どの財宝を狙うか、どのカードをいつ使うかが結構シビアになるゲームですし、最終的には勝者は1人になるので時に協力したり、いつどのカードをプレイするかなど戦略が練れるんじゃないかとも思うのです。
後は、オリジナルのルールに加えて、2人 x 2人で協力ゲームにしたり、獲得済の財宝を奪えたりするルールを追加してみたり、アレンジ加えるとより一層楽しめゲームに化けるんじゃないかと期待していたりします!
【真実を見抜けっ!】おばけキャッチ
今回プレイするのは、様々なシリーズが出ている「おばけキャッチ(無印)」です。
「乃木坂工事中」というテレビ番組で高山一美さんが紹介していたゲームの1つでもあります。
あらすじ
テーブルに置いた5つのコマを置き、お題カードを1枚ずつめくっていきます。
カードに示された条件に合うコマを瞬時に判断し、それを他のプレイヤーよりも先に取ります。
正解のコマを取ることができた人がそのお題カードを得点として獲得していきます。
間違ったコマを取った人は、ペナルティとして正解のコマを取ったプレイヤーに自分が持っているカードを渡さなければいけません。
全てのカードをめくり終わった時、カードを一番多く取っていたプレイヤーの勝利です!
ゲーム情報
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プレイ時間:20分
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プレイ人数:2〜8名
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ゲーム価格:1,800円
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対象年齢:8才〜
コンポーネント
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コマ 5種類
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写真カード 60枚
準備
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5個のコマをテーブルの中央に配置します。
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写真カードをよく混ぜて、裏向きに設置します。(これが山札となります。)
ゲームの流れ
スタートプレイヤーを決め、山札から素早く表向きにします。(できるだけ同じタイミングで全プレイヤーがカードを確認できるよう心がけましょう)
カードに示された条件にあうカードを素早く取ります。条件は以下の2つになります。
条件1. 正しい色で写っているものがある場合
カードに写っているコマのうち実際のコマの色と同じ色で写っている場合、そのコマを掴みます。
写真カードには、白いソファと緑のビンが写っています。白いソファのコマはありませんが、緑のビンのコマはあるので、緑のびんのコマを掴むのが正解です。
条件2. 正しい色で写っているものがない場合
カードに写っていない色 かつ 違う種類のコマを掴みます。
写真カードには、緑のソファと灰色のおばけが写っています。緑のソファのコマも灰色のおばけのコマもないので、 緑でもなく、灰色でもなく、ソファでもなく、おばけでもないコマを掴むのが正解です。つまり青い本のコマを掴むのが正解です。
正解のコマを掴んだプレイヤーはそのカードを、自分の得点としてカードを受け取ります。
この時、間違ったコマを掴んだプレイヤーがいる場合、既にカードを獲得していれば1枚を正解したプレイヤーに渡します。
感想
ルールはシンプルですが、回数を重ねていくと頭が混乱してきて正しい判断が難しくなってきます。
間違うと他のプレイヤーにカードを渡さなければいけないプレッシャーと、勝つためには自分でカードを獲得しにいく勇気が必要になります。
慣れてくると「青い本が写ってる場合には、本と声にだして言う(コマを掴んでしまった場合はアウト)」のように追加ルールを加えていくのも楽しいです!
おばけキャッチ2は、おばけキャッチ(初代)とコマの種類が違います。なので、初代と2を混ぜて遊ぶこともできます。
おばけキャッチ名人技は、コマの種類が9個になり、難易度があがります。
【紳士のごとくっ、優雅にゼロを決めろ!】ゼロ
今回プレイするのは前回紹介した「ペンギンパーティー」と同じ作者の「ライナー・クニツィア」氏が手がける「ゼロ」です。
あらすじ
このゲームは、手札のカード1枚を場のカード1枚と交換し、ラウンド終了時に手札の得点がなるべく少なくなることを目指します。
後述する「ゼロ」という特殊ルールを達成した場合、そのラウンドは強制終了となります。
人数分のラウンドを行ったあと、最も得点の少ないプレイヤーの勝利です。
ゲーム情報
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プレイ時間:20分
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プレイ人数:3〜5名
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ゲーム価格:1,620円
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対象年齢:8才〜
コンポーネント
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カード 7色 (数字1〜8)
準備
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各プレイヤーに9枚ずつ配ります。(配られたカードは他のプレイヤーに見えないようにしてください。)
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5枚のカードを表向きに中央に配置します。
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残ったカードがある場合、それは今回のラウンドで使用しないので、避けておきましょう。
ゲームの流れ
全部でプレイヤーと同数のラウンドを行い、最も得点が少ないプレイヤーが優勝となります。
1ラウンドは以下の2つのパートで構成されていて、スタートプレイヤーから順に時計回りでゲームを進行して行きます。
1. 交換
手札から1枚を選択し、中央に配置されたカードを手札に加えます。
2. ノック
手番をスキップすることができます。
※ ノックはラウンド中に全てのプレイヤーを合わせて2回までしか行えません。2回目のノックが行われた場合、全てのプレイヤーはあと1回だけ手番を行います。
ラウンド終了後に得点計算を行います。 計算には以下のルールがあります。
ルール1. 同じ色が5枚以上、または同じ数字が5枚以上あれば、それらは0点とする。
ルール2. ルール1に当てはまらない場合、手札のカードは複数枚あっても1度しか数えません。
この場合は、1の数字が2枚で1点、4の数字が1枚で4点、5の数字が1枚で5点、赤色のカードは5枚あるので0点。合計10点となります。
この場合は、2の数字が1枚で2点、5の数字が2枚で5点、3の数字が6枚あるので0点。合計7点となります。
特殊ルール
このゲームには場を盛り上げるために、ゲーム名にもなっている「ゼロ」という特殊なルールが存在します。
この場合、「同じ数字が5枚」「同じ色が5枚」と合計が0点にになる条件を満たした手札の場合、「ゼロ」と宣言することでそのラウンドを強制終了させます。
手札は9枚しかないので、数字と色の条件を満たす役割のカードが必要になります。この場合は「青の2の数字のカード」になります。
「ゼロ」を達成したプレイヤーは得点はもちろん0点になり、他のプレイヤーはこの時点での手札で得点計算を行います。
感想
得点は低いほどいいのだからゼロを狙いに行くのも1つの戦略ですがはっきりいってかなり難しいです。ですが、「ゼロ」を高らかに宣言できた時は、なんとも言えない達成感に包まれます!
ポイントとして、このゲームでは他のプレイヤーが集めているカードと被らないようにしないといつまでも欲しいカードが集まらないことや、元々ラウンドで使用しないカードの中に欲しいカードがあったりすることもあります。そのため場の見極めが重要になってきます。
また、ノックを利用し他のプレイヤーが揃える時間を与えないようにすることや、大量得点を避けるため大きい数字のカードを場に出しがちな雰囲気を逆手にとりその数字で5枚揃えにいくかなど、リスクを考えつつ他のプレイヤーを出し抜くことも常に考える必要があります。
麻雀が好きな人は絶対楽しめると思うので、是非プレイしてみてください!