【ボードゲーム市場ってどれくらい成長してるの?】調べてみた。
少し前はTVで「人狼」が流行っていたり、最近では「ボードゲームカフェ」が都内で増えてきたり、「ボードゲーム」の認知度があがってきていて個人的に嬉しく思っています。
2009年と2015年を比較すると,4倍~5倍の伸びとなっている。
2015年段階で30億円~40億円程度と見られている。
2015年の国内デジタルゲーム市場は1兆3591億円なので,それと比較すればわずか0.3%と,規模は小さいが成長は急だ。
上記の記事での発表にある通り市場としても急速に伸びてきている分野になります。「ラブレター」「枯山水」など国産のボードゲームが生まれたのも最近ですね。
さて、ボードゲームのメジャーなイベントといえば、「ゲームマーケット」です。
ボードゲームだけでなく、カードゲームなども含めたいわゆるアナログゲームと言われるジャンルのイベントです。
せっかく東京に住んでいるのですがいつも体験レポートを眺めて終わっているので、いつか行ってみたいと思っています。
下記のグラフはwikipedia、4Gamerで発表されている数値を元に作成しています。
順調に右肩上がりで伸びていますね!
【なんで頂点を目指すかって?そこにピラミッドがあるからさ】ペンギンパーティー
今回プレイするのは、「さるやま」のリメイク作品 「ペンギンパーティー」です。
あらすじ
ペンギンたちはピラミッドを作って遊んでいます。
上に乗るペンギンは下のペンギンと同じ色のペンギンしか乗ることができません。
乗れなくなったペンギンは海に落ちていってしまいます(なんて残酷な設定・・・)
できるだけピラミッドにペンギンを乗せてピラミッドを完成させましょう!
ゲーム情報
-
プレイ時間:15分
-
プレイ人数:2〜6名 大人数でプレイする方が盛り上がります!
-
ゲーム価格:1,500円
-
対象年齢 :6才〜
コンポーネント
-
ペンギンカード36枚(緑8枚 / 黄色7枚 / 赤7枚 / 紫7枚 / 青7枚)
-
シャチチップ36枚(1ポイント 黄色24枚 / 5ポイント 赤色12枚)
準備
-
ペンギンカードをよくシャッフルして、全員に配ります。3人なら12枚、4人なら9枚 、6人なら6枚という具合です。5人で遊ぶ場合は余った1枚を土台のカードとして使用します。
ゲームの流れ
全部で参加人数と同じだけラウンドを行い、合計で一番シャチチップの得点が少ないプレイヤーの勝利です。
1ラウンドは以下のパートで構成されています。スタートプレイヤーから順に時計回りでゲームを進行して行きます。
1. ペンギンカードを置く
一番下の段に置く場合
→ すでに並んでいるカードがある場合はその隣に置きます。一番下の段には8枚までしか置くことができません。
2段目から上に置く場合
→ すぐ下の段で隣り合っている2枚のカードの中程に置きます。この時、下の2枚のカードのいずれかと同じ色である必要があります。下の画像で言うと、黄色のカードは置けません。
2. ペンギンカードが置けない
手番の時に、出せるカードが手札にない場合、そのラウンドから脱落します。
手札の数をポイントとし、シャチチップをその数だけ受け取ります。手札はラウンドが終わるまで他のプレイヤーには見せません。
ピラミッドが完成するか誰も出すことができなくなったらラウンド終了です。
このラウンドで最初に手札を出したプレイヤーとは違うプレイヤーからラウンドを開始します。
感想
自分の手札の中で一番多い色のカードから出していくのがセオリーになります。
ただ、セオリーを無視して同じ色をどんどん出すことで脱落するプレイヤーを増やしたりするとかなり盛り上がります!
カードの絵柄になっているペンギンも全てデザインが違っていたり、素敵なデザインで仕上がっています。
値段がお手頃なのでプレイしたことない人は是非どうぞ!
【海底に眠る財宝を持ち帰れっ!】海底探検
今回プレイするのはパッケージがシンプルで可愛い「海底探検」です。
「エセ芸術家ニューヨークへ行く」でお馴染み、オインクゲームズさんのゲームになります。
あらすじ
プレイヤーは海の底に眠っている海底遺跡に財宝を取りに行きます。
他のプレイヤーはライバルですが、1つの潜水艦をみんなでシェアしているため、海に潜るための空気も全員でシェアしています。
海の深い所にある財宝ほど価値が高いのですが、全員が深く潜りすぎると帰るための空気が持ちません・・・
ライバルよりも価値の高い財宝を潜水艦に持ち帰ることができるのは誰でしょうか?
ゲーム情報
-
プレイ時間:30分
-
プレイ人数:2〜6名 大人数でプレイする方が盛り上がります!
-
ゲーム価格:2,200円
-
対象年齢:8才〜
コンポーネント
-
ダイス 2個
-
探検家コマ 6個
-
空気マーカー 1個
-
潜水艦ボード1枚
-
ブランクチップ16枚
-
遺跡チップ32枚
準備
-
潜水艦の「25」のところに空気マーカーを設置します。この空気マーカーが置かれているところの数値が残っている空気の量を表します。
-
遺跡チップを点の数が小さい順に並べておきます。点の数が大きいものほど裏に書かれている遺跡の得点が大きいです。同じ点の数でも裏に書かれている得点は異なります。
ゲームの流れ
全部で3ラウンド行い、3ラウンドの合計で一番得点が高いプレイヤーが優勝となります。
1ラウンドは以下の4つのパートで構成されています。スタートプレイヤーから順に時計回りでゲームを進行して行きます。
1. 空気を減らす
自分が持ってる遺跡チップの数だけ潜水艦の上に置いている空気マーカーを移動させ空気を減らします。この時空気が0以下になった場合は、そのプレイヤーの手番でラウンド終了です。
2. 「進む」か「戻る」を宣言する
ラウンド中に1度だけ進行方向を変更する権利があります。残りの空気の量が少ないなと思った場合は、「戻る」を宣言して潜水艦を目指しましょう。
3. サイコロを振る
このゲームで使うサイコロは特殊で出目は1〜3までしかありません。また1度に2個投げます。出た目の合計から自分がこのラウンド中獲得した遺跡チップの数だけ出目から減らします。サイコロの出目が4で遺跡チップを2枚持っていた場合、2だけ移動することになります。
4. 探索
プレイヤーは止まった場所で以下の3つのプレイから1つ選択します。
・何もしない
・遺跡チップを獲得する
→ 遺跡チップを手元に置き、代わりにブランクチップを置きます。
・獲得していた遺跡チップを戻す
→ ブランクチップに止まっている場合、獲得していた遺跡チップと代わりに設置します。
※ 遺跡チップを持っているとサイコロの出目が小さい場合、移動できない確率が高くなるので、残りの空気が少ない場合は潜水艦に戻るためにこのプレイを行う場合があります。
ラウンドが終了すると、潜水艦まで戻れたかどうかで処理が変わります。
1. 潜水艦に戻れた場合
→ 獲得した遺跡チップの裏に書かれた数値が得点になります。
2. 潜水艦に戻れなかった場合
→ 潜水艦に戻れなかったプレイヤー全員の獲得した遺跡チップを3枚ずつ重ねて、遺跡チップの最後尾に繋げます。
最後にブランクチップを取り除き次のラウンドを行います。
つまり、ラウンドが進めばその分最深部までの距離が短くなり、高得点を獲得するチャンスが増えることになります。
感想
空気が減るまではみんな海の底目指して進んで行きますが、誰かが遺跡チップを獲得し始めると思ったよりも早く空気がなくなっていきます。
それに加え、獲得している遺跡チップがあると出目から引かれるため思ったように進めなかったりと、サイコロの出目に左右されるため運要素が強いゲームになります。
まだ進むべきか、戻るべきかちょっとしたジレンマを抱えながら無事に潜水艦に戻れた時の爽快感は格別です!