ふたつの情報が干渉し合うストループ効果に戸惑うなっ!【ストループカード】
東京おもちゃショー2017でもブースが出ており、ブースの中では大人も子供も一緒に楽しそうに遊んでいる様子が伺えました!先日youtubeにタイアップ動画も出ていましたが、最近発売されたゲームのようです。
本日紹介するゲームは、こちら「ストループカード」です!
ストループ効果とは(wikipediaより)
例えば、色名を答える質問を行った場合、赤インクで書かれた「あか」の色名を答える場合より、青インクで書かれた「あか」の色名(『あお』)を答える方が時間がかかる事をいう。また、文字の意味を答える質問を行った場合、赤インクで書かれた「あか」の意味を答える場合より、青インクで書かれた「あか」の意味(『あか』)を答える場合の方が時間がかかる事を逆ストループ現象と呼ぶ。
ゲーム情報
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プレイ時間:10〜15分
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プレイ人数:2〜10名
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ゲーム価格:1,000円程度
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対象年齢 :7才〜
コンポーネント
- シンボルカード(25枚)
- ミッションカード(25枚)
準備
- 1. シンボルカードをシャッフルして表向きにランダムに設置します。
- 2. ミッションカードをシャッフルして裏向きに設置します。
ゲームの流れ
- 1. 適当な方法で親を決め、「ストループ」の掛け声と共にミッションカードをめくります。
- 2. プレイヤーは「同じマーク」で「文字色と同じ色」のシンボルカードを探します。
- 3. 正解のシンボルカードを見つけたら素早く手で抑え、そのプレイヤーの獲得カードとなります。
- 4. 1.〜3.を山札がなくなるまで行い、獲得カードを最も多いプレイヤーの勝利です。
感想
反射神経とお題に対して正解を素早く探すゲームはこれまでのブログ記事でも紹介してきましたが、大人数でやるほど盛り上がりますし、ルール自体が子供にも分かりやすいので小さなお子さんと一緒に遊ぶのにもってこいのゲームかと思います!あとこの「ストループカード」は販売価格が1000円程度と手を出しやすい価格になっているのも嬉しい限りです!
【隙間を見つけてブロックを繋げていけっ!】ブロックス
今回紹介するゲームはこちら「ブロックス」です!
ジャンルとしては「陣取りゲーム」というちょっとハードルが高そうなものなのですが、ルールはすごいシンプルなんです。
ボードゲームを初めてやる人にとって、最初から複雑な説明が必要なゲームだと最初から楽しめなかったりするので、そういう意味では初心者にオススメのゲームだと思います!
ゲーム情報
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プレイ時間:15〜20分
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プレイ人数:2〜4名
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ゲーム価格:1,600円程度
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対象年齢 :7才〜
コンポーネント
- 4色の21種類のブロック
準備
- 各プレイヤーは、色分けされた21種類のピースを持ちます。
ゲームの流れ
1. 手番になったプレイヤーはピースを1つ設置します。
初めて設置するピースは、ボード上の4隅のどこかに接するようにピースを設置する必要があります。
2回目以降に設置するピースは、すでに設置されたピースの角と接するように置く必要があります。
ピースが設置できなくなったプレイヤーからパスをして、全員がパス(誰もピースを設置できない)した状態になるとゲーム終了です。
設置できなかったピースの1マスにつき1失点となり、一番失点数の少ないプレイヤーの勝利です。
感想
最初は空きスペースがあるので、マス目の多いピースを積極的に設置してくのがセオリーとなります。小さいマス目のピースは後半戦で空いているマスが少なくなった時に利用することが多いです。空いている隙間にうまくピースを設置できた時や他のプレイヤーを出し抜いて先にピースを置けると爽快感があります!
ブロッックも透明で綺麗なことと、ピースを設置する土台とのフィット感も良くコンポーネントの仕上がりもしっかりとしたゲームとなっています。
「ブロックス」の派生ゲームとして「ブロックストライゴン」というゲームが発売されています。
「ブロックス」に慣れた人はこちらのゲームでも遊んでみてはいかがでしょうか。
【危機的状況を華麗に切り抜けろ!】キャット&チョコレート日常編
今回紹介するゲームはこちら「キャット&チョコレート日常編」です!
2010年日本ボードゲーム大賞に選ばれた作品になります!
イベント(危機的状況)カードに対し、指定枚数のアイテムカードを使ってピンチを乗り切るコミュニケーション色の強いゲームです!
ゲーム情報
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プレイ時間:30分
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プレイ人数:3〜6名
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ゲーム価格:1,200円程度
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対象年齢 :8才〜
コンポーネント
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チームカード 6枚(キャット 3枚、チョコレート 3枚)
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イベントカード 30枚
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アイテムカード 33枚
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ENDカード 1枚
準備
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1. 各プレイヤーはチームカードを引いたら、内容を確認せずにそのまま伏せておきます。
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2. 各プレイヤーにアイテムカードを3枚配ります。
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3. ENDカードとイベントカードを混ぜて、山札を作ります。
ゲームの流れ
順番に山札のイベントカードを1枚引き、そのカードに書かれたイベントをどう乗り切るか宣言します。
この時山札の一番上に書かれた数字の枚数だけ、アイテムカードを使用しなくてはいけません。
他のプレイヤーは、その解決法が成功か失敗かを多数決で判定します。
これをくり返して、ゲームが終了したら一斉にチームを公開し、成功したイベントが多かったチームの勝ちとなります。
【私達の中に内通者が紛れ込んでいるだと・・・!?】インサイダー
今回紹介するゲームはこちら「インサイダー」です!
マスター・庶民・インサイダーと配役を決めて、マスターが持つお題を庶民とインサイダーで当てるクイズフェイズと、 誰が最初から答えを知っていたインサイダーかを話し合う推理フェイズに別れて遊ぶ正体隠匿ゲームです!
過去にこのブログでも取り上げたオインクゲームズさんのゲームになります。
ゲーム情報
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プレイ時間:15分
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プレイ人数:4〜8名
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ゲーム価格:2,200円程度
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対象年齢 :9才〜
コンポーネント
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お題カード 42枚
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砂時計
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役割カード(マスター 1枚 / インサイダー 1枚 / 庶民 6枚) 計 8枚
準備
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1. 役職決め:役割カードを混ぜて、プレイヤーに配ります。マスターになったプレイヤーは自分がマスターになったことを役職カードを開示します。
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2. お題の確認:マスター以外は目をつむり、マスターはお題カードをめくり「6つあるお題」を表にした状態にして山札の横に配置します。残った山札の一番上に書いてある数字を確認し、その数字に対応した答えが今回のゲームの「お題」になります。次にマスターも目を閉じ、インサイダーの人に「お題」を確認するように指示します。インサイダーの人が「お題」を確認し終わったら山札の一番上に戻しておきます。
ゲームの流れ
- 1. 推理フェーズ
インサイダー及び庶民はマスターに向かって「はい」か「いいえ」で答えられる質問をしていき、「お題」が何かを推理していきます。インサイダーはすでに答えを知っているので、庶民のふりをしつつ制限時間内に「お題」に辿り着けるように仕向けます。制限時間内に「お題」に辿りつかない場合、全プレイヤーの負けとなります。
- 2. 議論フェーズ
お題にたどり着いた場合、砂時計を逆さまにし残り時間で誰が「インサイダー」なのか議論します。マスターも庶民チームとして議論に参加できます。
- 3. 告発フェーズ
まずはお題を当てたプレイヤーが「インサイダー」かどうか決をとります。多数決で過半数を超えて「インサイダー」と指名した場合、本当にインサイダーであれば庶民(マスターも含む)チームの勝利です。もし間違っていた場合、インサイダーの勝利です。
過半数を超えなかった場合、お題を当てたプレイヤーがインサイダーだった場合でも、インサイダーの勝利です。あとは順に繰り返していき、インサイダーを見破れなければ、庶民チームの負けとなります。
感想
「お題」自体がなかなか絞りづらい単語になっているため、インサイダーはそれとなく答えに導くようなプレイを行う必要があるのですが、あまりに容易にお題に近すぎる質問をしてしまうと真っ先にインサイダーの疑いがかけられてしまいます。
とはいえ、全員でお題を推理していくのは全員で遊ぶ一体感があり、また誰がインサイダーかも常に考える必要があるので、なかなかに頭を使ったゲームに仕上がっております。。
人狼に比べてカジュアルな隠匿具合ですし、小さい子供と一緒にお題を推理していくのも楽しいかと思います。自分でお題を作って遊んでみたりするのも良いかと思います!
新版では、追加ルールも入ってますます面白さが倍増したインサイダーゲーム。まだプレイしたことがない人は是非いかがでしょうか!
【人狼って聞いたことはあるけど難しそう・・・そんなあなたにオススメ!お手軽人狼!】ワンナイト人狼
今回紹介するゲームはこちら「ワンナイト人狼モンスターver」です!
実は本家の人狼をやったことがなく・・・人数が必要だし役職が多すぎて覚えるの大変だし最初に脱落したら暇になりそう・・・と手を出せていません自分でも簡単にできたのがこのワンナイト人狼です。ワンナイトというだけあって、一夜を無事に過ごせるかどうかが勝負のポイントになっています。
ゲーム情報
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プレイ時間:10〜20分
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プレイ人数:3〜7名
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ゲーム価格:1,500円程度
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対象年齢 :10才〜
コンポーネント
それぞれの役職カードと枚数は下記の通りです。遊ぶ人数に応じて利用するカードの数が変わってきます。
- GJハンター(1枚):墓地(使われてないカード)を1枚、見ないで隠す。人狼側が勝利しても隠したカードが大狼で、かつGJハンターが生き残っている場合、そのゲームは人間側の勝利になる。
- 魔女(1枚) :誰かのカードを一枚見れる。
- ゾンビ(1枚) :墓地のカードと自分を入れ替える。その後入れ替えたカードの能力を使う。
- 吸血鬼(1枚) :他のプレイヤー、もしくは墓地と自分を入れ替える(入れ替えはしなくても良い)。その能力は使えない。
- 大狼(2枚) :夜のターンに大狼同士は仲間を確認できる。さらに墓地のカードをすべて見る事ができる。
- 吊り人(2枚) :第三勢力。自分が処刑されたら勝ち。大狼のような振る舞いをして処刑されるようにみんなを騙そう!
準備
- 1. 役職カードを裏にした状態でプレイヤーに配ります。プレイヤーは役職を確認した後、中央に役職カードを伏せた状態で置きます。
ゲームの流れ
1. 夜のターン
全員顔を伏せた状態で、GJハンター → 魔女 → 大狼 → ゾンビ → 吸血鬼 の順にそれぞれの役職の行動を行います。
2. 昼のターン
全員で議論を行い、どのプレイヤーを処刑するか投票(指差し)を行います。一番投票された人が処刑されます。同数の場合はそれぞれ処刑されます。
3. 結果発表
1人でも大狼を処刑していた場合、村人チームの勝利となります。
大狼を処刑できていない場合、大狼チームの勝利となります。
1人でも吊人が処刑されていた場合、吊人チームの勝利となります。
感想
通常のワンナイト人狼でも遊びましたが、こちらの方が騙し合いの要素が増えていて楽しいです。
吊人という新しい役職があるため、大狼なのか吊人なのかわからなかったりするジレンマや、ゾンビや吸血鬼でうまく他の役職になりきったりするのも面白いですし、本当のことを言ってるのに誰にも信じてもらえなかったり・・・など自然とコミュニケーションが増えてくるゲームなので、みんなでワイワイ遊ぶにはちょうど良いゲームだと思います。
また、2、3回遊べばルールに慣れてくるので、初心者の方でもとっつきやすい人狼なのかなと思います。