【ゲームマーケット2016秋】個人的に注目しているゲーム
gamemarket.jpもう来週に開催が迫った「ゲームマーケット2016秋」ですが、
twitterやら公式サイトを見ると新作が出てて既にもうワクワクしています。
ゲームマーケット大賞の行方は・・・
第2回ゲームマーケット大賞:優秀作品発表 - Table Games in the World - 世界のボードゲーム情報サイト
こちらもどの作品になるか気になりますね。
「ビンジョー×コウジョー」「たのめナイン」あたりがきそうな気がしますが、どれも味があるので迷いますね。大賞になったゲームは是非購入してプレイしたいです。
個人的に注目しているゲーム
基本的にカタンのような戦略系が好きなんですよね。運要素が強すぎたり、パーティー系のゲームはみんなでやるのは盛り上がるしいいのですが、ガチで勝ちを目指すゲームで勝つのが好きなんです。
で、この「キャプテンダイス」は、ダイスの出目は少し運要素がありますが、どの財宝を狙うか、どのカードをいつ使うかが結構シビアになるゲームですし、最終的には勝者は1人になるので時に協力したり、いつどのカードをプレイするかなど戦略が練れるんじゃないかとも思うのです。
後は、オリジナルのルールに加えて、2人 x 2人で協力ゲームにしたり、獲得済の財宝を奪えたりするルールを追加してみたり、アレンジ加えるとより一層楽しめゲームに化けるんじゃないかと期待していたりします!
【真実を見抜けっ!】おばけキャッチ
今回プレイするのは、様々なシリーズが出ている「おばけキャッチ(無印)」です。
「乃木坂工事中」というテレビ番組で高山一美さんが紹介していたゲームの1つでもあります。
あらすじ
テーブルに置いた5つのコマを置き、お題カードを1枚ずつめくっていきます。
カードに示された条件に合うコマを瞬時に判断し、それを他のプレイヤーよりも先に取ります。
正解のコマを取ることができた人がそのお題カードを得点として獲得していきます。
間違ったコマを取った人は、ペナルティとして正解のコマを取ったプレイヤーに自分が持っているカードを渡さなければいけません。
全てのカードをめくり終わった時、カードを一番多く取っていたプレイヤーの勝利です!
ゲーム情報
-
プレイ時間:20分
-
プレイ人数:2〜8名
-
ゲーム価格:1,800円
-
対象年齢:8才〜
コンポーネント
-
コマ 5種類
-
写真カード 60枚
準備
-
5個のコマをテーブルの中央に配置します。
-
写真カードをよく混ぜて、裏向きに設置します。(これが山札となります。)
ゲームの流れ
スタートプレイヤーを決め、山札から素早く表向きにします。(できるだけ同じタイミングで全プレイヤーがカードを確認できるよう心がけましょう)
カードに示された条件にあうカードを素早く取ります。条件は以下の2つになります。
条件1. 正しい色で写っているものがある場合
カードに写っているコマのうち実際のコマの色と同じ色で写っている場合、そのコマを掴みます。
写真カードには、白いソファと緑のビンが写っています。白いソファのコマはありませんが、緑のビンのコマはあるので、緑のびんのコマを掴むのが正解です。
条件2. 正しい色で写っているものがない場合
カードに写っていない色 かつ 違う種類のコマを掴みます。
写真カードには、緑のソファと灰色のおばけが写っています。緑のソファのコマも灰色のおばけのコマもないので、 緑でもなく、灰色でもなく、ソファでもなく、おばけでもないコマを掴むのが正解です。つまり青い本のコマを掴むのが正解です。
正解のコマを掴んだプレイヤーはそのカードを、自分の得点としてカードを受け取ります。
この時、間違ったコマを掴んだプレイヤーがいる場合、既にカードを獲得していれば1枚を正解したプレイヤーに渡します。
感想
ルールはシンプルですが、回数を重ねていくと頭が混乱してきて正しい判断が難しくなってきます。
間違うと他のプレイヤーにカードを渡さなければいけないプレッシャーと、勝つためには自分でカードを獲得しにいく勇気が必要になります。
慣れてくると「青い本が写ってる場合には、本と声にだして言う(コマを掴んでしまった場合はアウト)」のように追加ルールを加えていくのも楽しいです!
おばけキャッチ2は、おばけキャッチ(初代)とコマの種類が違います。なので、初代と2を混ぜて遊ぶこともできます。
おばけキャッチ名人技は、コマの種類が9個になり、難易度があがります。
【紳士のごとくっ、優雅にゼロを決めろ!】ゼロ
今回プレイするのは前回紹介した「ペンギンパーティー」と同じ作者の「ライナー・クニツィア」氏が手がける「ゼロ」です。
あらすじ
このゲームは、手札のカード1枚を場のカード1枚と交換し、ラウンド終了時に手札の得点がなるべく少なくなることを目指します。
後述する「ゼロ」という特殊ルールを達成した場合、そのラウンドは強制終了となります。
人数分のラウンドを行ったあと、最も得点の少ないプレイヤーの勝利です。
ゲーム情報
-
プレイ時間:20分
-
プレイ人数:3〜5名
-
ゲーム価格:1,620円
-
対象年齢:8才〜
コンポーネント
-
カード 7色 (数字1〜8)
準備
-
各プレイヤーに9枚ずつ配ります。(配られたカードは他のプレイヤーに見えないようにしてください。)
-
5枚のカードを表向きに中央に配置します。
-
残ったカードがある場合、それは今回のラウンドで使用しないので、避けておきましょう。
ゲームの流れ
全部でプレイヤーと同数のラウンドを行い、最も得点が少ないプレイヤーが優勝となります。
1ラウンドは以下の2つのパートで構成されていて、スタートプレイヤーから順に時計回りでゲームを進行して行きます。
1. 交換
手札から1枚を選択し、中央に配置されたカードを手札に加えます。
2. ノック
手番をスキップすることができます。
※ ノックはラウンド中に全てのプレイヤーを合わせて2回までしか行えません。2回目のノックが行われた場合、全てのプレイヤーはあと1回だけ手番を行います。
ラウンド終了後に得点計算を行います。 計算には以下のルールがあります。
ルール1. 同じ色が5枚以上、または同じ数字が5枚以上あれば、それらは0点とする。
ルール2. ルール1に当てはまらない場合、手札のカードは複数枚あっても1度しか数えません。
この場合は、1の数字が2枚で1点、4の数字が1枚で4点、5の数字が1枚で5点、赤色のカードは5枚あるので0点。合計10点となります。
この場合は、2の数字が1枚で2点、5の数字が2枚で5点、3の数字が6枚あるので0点。合計7点となります。
特殊ルール
このゲームには場を盛り上げるために、ゲーム名にもなっている「ゼロ」という特殊なルールが存在します。
この場合、「同じ数字が5枚」「同じ色が5枚」と合計が0点にになる条件を満たした手札の場合、「ゼロ」と宣言することでそのラウンドを強制終了させます。
手札は9枚しかないので、数字と色の条件を満たす役割のカードが必要になります。この場合は「青の2の数字のカード」になります。
「ゼロ」を達成したプレイヤーは得点はもちろん0点になり、他のプレイヤーはこの時点での手札で得点計算を行います。
感想
得点は低いほどいいのだからゼロを狙いに行くのも1つの戦略ですがはっきりいってかなり難しいです。ですが、「ゼロ」を高らかに宣言できた時は、なんとも言えない達成感に包まれます!
ポイントとして、このゲームでは他のプレイヤーが集めているカードと被らないようにしないといつまでも欲しいカードが集まらないことや、元々ラウンドで使用しないカードの中に欲しいカードがあったりすることもあります。そのため場の見極めが重要になってきます。
また、ノックを利用し他のプレイヤーが揃える時間を与えないようにすることや、大量得点を避けるため大きい数字のカードを場に出しがちな雰囲気を逆手にとりその数字で5枚揃えにいくかなど、リスクを考えつつ他のプレイヤーを出し抜くことも常に考える必要があります。
麻雀が好きな人は絶対楽しめると思うので、是非プレイしてみてください!
【ボードゲーム市場ってどれくらい成長してるの?】調べてみた。
少し前はTVで「人狼」が流行っていたり、最近では「ボードゲームカフェ」が都内で増えてきたり、「ボードゲーム」の認知度があがってきていて個人的に嬉しく思っています。
2009年と2015年を比較すると,4倍~5倍の伸びとなっている。
2015年段階で30億円~40億円程度と見られている。
2015年の国内デジタルゲーム市場は1兆3591億円なので,それと比較すればわずか0.3%と,規模は小さいが成長は急だ。
上記の記事での発表にある通り市場としても急速に伸びてきている分野になります。「ラブレター」「枯山水」など国産のボードゲームが生まれたのも最近ですね。
さて、ボードゲームのメジャーなイベントといえば、「ゲームマーケット」です。
ボードゲームだけでなく、カードゲームなども含めたいわゆるアナログゲームと言われるジャンルのイベントです。
せっかく東京に住んでいるのですがいつも体験レポートを眺めて終わっているので、いつか行ってみたいと思っています。
下記のグラフはwikipedia、4Gamerで発表されている数値を元に作成しています。
順調に右肩上がりで伸びていますね!
【なんで頂点を目指すかって?そこにピラミッドがあるからさ】ペンギンパーティー
今回プレイするのは、「さるやま」のリメイク作品 「ペンギンパーティー」です。
あらすじ
ペンギンたちはピラミッドを作って遊んでいます。
上に乗るペンギンは下のペンギンと同じ色のペンギンしか乗ることができません。
乗れなくなったペンギンは海に落ちていってしまいます(なんて残酷な設定・・・)
できるだけピラミッドにペンギンを乗せてピラミッドを完成させましょう!
ゲーム情報
-
プレイ時間:15分
-
プレイ人数:2〜6名 大人数でプレイする方が盛り上がります!
-
ゲーム価格:1,500円
-
対象年齢 :6才〜
コンポーネント
-
ペンギンカード36枚(緑8枚 / 黄色7枚 / 赤7枚 / 紫7枚 / 青7枚)
-
シャチチップ36枚(1ポイント 黄色24枚 / 5ポイント 赤色12枚)
準備
-
ペンギンカードをよくシャッフルして、全員に配ります。3人なら12枚、4人なら9枚 、6人なら6枚という具合です。5人で遊ぶ場合は余った1枚を土台のカードとして使用します。
ゲームの流れ
全部で参加人数と同じだけラウンドを行い、合計で一番シャチチップの得点が少ないプレイヤーの勝利です。
1ラウンドは以下のパートで構成されています。スタートプレイヤーから順に時計回りでゲームを進行して行きます。
1. ペンギンカードを置く
一番下の段に置く場合
→ すでに並んでいるカードがある場合はその隣に置きます。一番下の段には8枚までしか置くことができません。
2段目から上に置く場合
→ すぐ下の段で隣り合っている2枚のカードの中程に置きます。この時、下の2枚のカードのいずれかと同じ色である必要があります。下の画像で言うと、黄色のカードは置けません。
2. ペンギンカードが置けない
手番の時に、出せるカードが手札にない場合、そのラウンドから脱落します。
手札の数をポイントとし、シャチチップをその数だけ受け取ります。手札はラウンドが終わるまで他のプレイヤーには見せません。
ピラミッドが完成するか誰も出すことができなくなったらラウンド終了です。
このラウンドで最初に手札を出したプレイヤーとは違うプレイヤーからラウンドを開始します。
感想
自分の手札の中で一番多い色のカードから出していくのがセオリーになります。
ただ、セオリーを無視して同じ色をどんどん出すことで脱落するプレイヤーを増やしたりするとかなり盛り上がります!
カードの絵柄になっているペンギンも全てデザインが違っていたり、素敵なデザインで仕上がっています。
値段がお手頃なのでプレイしたことない人は是非どうぞ!